東京都本部紹介東地区

東京都本部東地区

公益社団法人日本空手協会 東京都本部 東地区(旧23区連合会)は、現在33の支部が加盟しており、審判講習会・昇段審査会や各空手道大会等を開催しそれら様々な活動を通じて、日本の伝統空手道の継承や発展に寄与いたしております。

本部長

本部長 近西秀生

公益社団法人 日本空手協会 東京都本部長 近西秀生

空手道は単に勝負を究極の目的とするものではなく、日頃の厳しい稽古を通じて、たくましい精神力と体力を育成し、バランスのとれた人間形成を計ろうとするものです。

また、稽古では身体を前後、左右、上下に均等に動かし、しかも平常ではあまり使用することのない筋肉をも、充分に活用するので理想的な体育として認められ、現在では全世界に普及し、各国の大学、警察、軍隊などに正課の体育として採用され、年齢や体格に応じて一人でも、たくさんの人数でも稽古が可能であることで、老若男女を問わず多くの人々に愛好されています。

空手道の特徴として、徒手空拳で、身体の使用し得るあらゆる部分、特に手足を組織的に使うことにより、あたかも武器のように手足に威力を発揮させ、そのひと突き・ひと蹴りが、不意の敵を制する力を持っていることで、はじめは「形」を中心にした護身術として独自の発展をしました。

空手道では「形」は常にバランスのとれた、安定感と、一定した演武線・力の強弱・体の伸縮・技の緩急などを要素とした、変化に富んだ美しさをもっている上に、空手道の特徴である、突く・打つ・蹴るといった技が非常にスピーディーなので、一目でその威力が体感できます。さらに「自由組手」の試合では、この三つの要素による迫力のある、スリリングかつ真剣な技の応酬が、観客を魅了させます。

現代社会では物質文化が急発展していますが、それに対し日本人の精神文化急衰退(礼節・道徳・体力・気力の欠如)が社会問題にまでなっています。従来の日本的伝統の中で育った武道である空手道は一人一人が強い精神、肉体を身につける為の人間教育には極めて効果的であると確信しております。

少しでも空手道に興味を持ち、習ってみたいと思われた方、当サイトにて各支部を紹介しておりますので、どうぞご覧ください。よろしくお願い申し上げます。